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 3-1副作用と使用上の注意
医薬品メーカーが作製する「使用上の注意」の記載要領に「副作用とは、医薬品を投与した結果、人体に発現する有害反応をいう。」となっています。
元来、「副作用]とはサイドエフェクトのことで、メイン(主)に対するサイド゙(副)です。この副はすべて悪いというわけでなく、治療の際の[望ましからざる副作用]というべきです。
アメリカのFDAでは、望ましからざる副作用と過大作用、特異作用、過敏症を全て含めて有害薬物反応 アドバースドラッグリアクションといっています。

一般用医薬品の使用上の注意で、医療用医薬品と最も異なる点は、医師の診察を受けていない一般の人が対象であることです。
医療用医薬品の場合は取り扱うのが専門家である医師、歯科医師及び薬剤師であるのに対し、一般用医薬品は薬の専門知識を持だない消費者を対象とすることが前提に置かれており、消費者に使用上の注意についての理解を深め、それを守ってもらうことが重要になります。
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 3-2アルコールとくすり
「酒は百薬の長」などと申しますが、アルコールとお薬の関係は複雑。そのわけは…

【アルコールもお薬も肝臓で代謝される】
多くのお薬は肝臓で代謝されて効果が無くなるのですがアルコールも肝臓で代謝を受けるため、お酒とお薬とがいっしょに体の中に入ると競争が起こり、お薬が代謝されずに休の中にたまり、たくさんのお薬を飲んだのと同じ状態になってしまいます。
ワーファリンを飲んでいる人がお酒を飲むと出血し易くなるのはこのためです。ところがお薬の中には、肝臓で代謝されてから効果の出るものもあって複雑です。

【大酒飲みには麻酔が効かない?】
個人差はあるもののお酒をいつも飲んでいるとアルコールの代謝酵素が増加します。その結果、速くアリコールを代謝することができるようになり、「お酒が強くなった」ということになるわけです。
実はこのような人では、お酒だけでなくお薬の代謝も速くなります。お酒の強い人には麻酔が効きにくいとか、痛み止めが効かないなどといわれるのはこのためです。
もちろん、代謝されてから効き目のでるお薬ではお酒を飲まない人より強く効いてしまいます。

【催眠剤はお酒といっしょに飲むと良く効くか?】
アルコールそのものに中枢神経抑制作用があり、催眠剤や抗不安薬・抗精神病薬などといっしょにお酒を飲むとこれらのお薬の効き目を強く長くするため危険です。

「百薬の長」といわれるお酒も、お薬の効果を強めたり弱めたり、思わぬ副作用が現れる事もあって注意が必要。風邪をひいて卵酒を飲むのはいいけれど、ほかのカゼ薬といっしょに飲むのは危険。お酒は元気なときにおいしく飲むのが一番ということでしょうか?
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 3-3たばことくすり
たばこを吸っている人は肺癌や心臓病になり易いなど、タバコが健康に及ぼす悪影響が盛んにいわれています。
タバコを吸っている本人だけでなく、その周りの人たちも煙を吸い込んでしまうので困った問題です。
ところでこのタバコ、しつけ薬にも影響を与えることが確かめられています。

1.タバコを吸っている人には効きにくくなる薬がある
痛み止めや喘息の薬など普通の量では効きにくくなることがあります。

2.吸うタバコの本数が多いほど効きにくくなる薬が多くなる
それから、タバコを吸う人は薬のほかには大事な栄養素やビタミンも普通以上に使うので、タバコを吸う母親から産まれた子には未熟児が多く、死亡例が高いんです。
そんな訳ですので、お医者さんにかかったときは、どれくらいタバコを吸うか告げてください。そして、できることならタバコをやめましょう。
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 3-4漢方薬の副作用
最近の漢方薬ブームの要因の一つに副作用が無いと言う事がよく言われていますが、結論から言いますと副作用はあります。その副作用も「証(しょう)」の違いによるものとある生薬の取り過ぎによるものが考えられます。

1.「証」の違いによるもの
漢方薬は西洋薬と違い、病名で薬を選ぶのでは無く、漢方医学から見た体質や症状(これを「証」と呼びます)によって薬が 選ばれます。漢方薬がその証に合わない患者に与えられますと、副作用が出やすいとされています。不快感、食欲不振、湿疹、下痢、胃腸障害などが圭で命の危 険や重大な後遺症につながるのは稀とされています。

2.ある生薬の取り過ぎによるもの
勿論、人によって違いますが、ある生薬を取りすぎるとその生薬特有の副作用が出ることがあります。例えば、
甘草 血圧上昇、顔や手のむくみ、体重増加、頭痛、手足のけいれん
地黄 下痢、腹痛、胃部不快感、食欲不振
附子 口てり、発汗、しびれ
麻黄 胃腸障害、動悸、発汗
桂枝 発疹、かゆみ
などが知られています。

☆漢方薬による適切な治療を受けるには、「証」を熟知した漢方の専門医に診察を受ける必要があります。
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