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海外旅行と携帯薬


国際化に伴いビジネスで、円高のメリットを海外旅行で享受と、毎年、海外へ旅行する方が増加しています。「旅行中に病気でせっかくの楽しい旅行がだいなし」とならないためにも簡単な携帯薬を持参しましょう。

【海外旅行中に病気になる主な原因】
1.時差、日程によるリズムの変化、2.環境に馴れないための緊張、興奮、3.食事の変化、4.団体旅行による人間関係のストレス、5.水や食事が原因で伝染病、食中毒
などでいろいろな病気にかかることが多いようです。海外旅行による一般的な症状に疲労、消化器症状(便秘、下痢)、不眠、食欲不振などがあげらます。
旅行中にこのような病気にかかってしまい、あわてて慣れない異国の薬局で薬を買うのも大変です。医者にかかるとますます面倒なことになります。高血圧等慢性疾患のある方は毎日飲んでいる薬を忘れずに、次の常備薬を携帯するのも安心です。
なお、抗生物質、抗マラリア剤、睡眠導入薬などを携帯すべきときには、医師の指示が必要となります。
また、現在、医師の治療を受けて薬を飲んでいるかたは、相互作用に十分注意する必要がありますので、医師、薬剤師にあらかじめ相談してください。

一般的に、錠剤ならほとんどの税関を通りますが、粉薬は麻薬と勘違いされやすいのでなるべく控えるべきです。処方塞の写しなどを持っていくとよいでしょう。

【緊急事態発生】
病気になった場合:ホテルのフロントヘ連絡し、医師を呼んでもらう。また、日本大使館、領事館などで医師を紹介してくれる。費用は$50以上(アメリカ合 衆国)、日本と違って医療費は一般的に高額です。診察後、医師は処方塞を発行します。処方篭を薬局へ持っていき薬をもらいます。
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