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骨粗しょう症の予防

『骨粗しょう症』とは、骨の密度が粗になり、大根にスが入るようにスカスカになる病気です。
原因は、骨の主成分であるカルシウムが抜け出してしまうことにあります。
特に女性には、閉経(月経停止)により、骨からのカルシウムが流出するのを押さえる作用のあるホルモンが急に滅るため、高齢者では男性よりも多くみられます。
骨の量は、20歳をピークに滅少していき、ある値以下になると骨折を生じやすくなります。ですから、なるべく早期に治療や予防を開始する必要があります。

●予防のための3ポイント
[カルシウムの摂取]
老人では、1日600mg以上のカルシウムが必要です。それ以下では、骨はどんどん滅って行きます。
カルシウムをとるのにもっとも効率のよいのが、牛乳です。牛乳を飲むと下痢をする人向けに、最近は乳糖不耐症用の牛乳も販売されています。
カルシウムを600mgとるには、牛乳だけでは600ml以上もとらなければならないので、他の乳製品や、小魚、豆腐なども一緒に多くとりましょう。

[日光浴]
日光の中に含まれる紫外線は、人の皮膚で、コレステロールをビタミンDに変えてくれます。ビタミンDは、腸からのカルシウムの吸収を促進したり、骨を作る細胞の働きを良くする作用を持っています。

[運動]
カルシウムは、適度な運動で骨に負担をかけることによって初めて、骨に沈着して骨を強くすることが解ってきました。
他に何か疾患があってあまり激しい運動ができない人でも、散歩を欠かさないようにするとか、膝や足首に問題がある人は水泳ですと、負担があまりかかりません。
自分にあった運動を医師と相談しながら決めて行くとよいでしょう。


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